北広島市H様邸 浴室改修工事
経年で機能が低下してしまった浴室を改修したいとのご相談を賜りました。
現地確認でご訪問させていただいたところ、既存の在来工法の浴室はかなり傷んでおり、床が一部さがっていたり、隣接するボイラー室との壁も脆くなっている状況が確認できました。
H様は、ユニットバスはシンプルな機能で充分とお考えになっており、断熱と安全性が保たれていれば、なるべく費用は抑えたいとご希望でした。
断熱性や今後お使いになる年数を考えると、浴室土台の補修と壁の補修も含めての工事が必要なため、浴室自体の費用は抑えられるように集合住宅用のTOTO製 JBシリーズをご提案させていただきました。

断熱材の不足で浴室が冷えるのも当然の状態です。
ここに、しっかりと土台を組み、床・天井・壁面にも断熱材を入れてからユニットバスを設置しました。
新しく設置するTOTOのJBシリーズは、コンパクトな中にも必要な機能がしっかり備わっています。
窓からの冷気の進入を防ぐため、YKK AP のプラマードUを使用して内窓のガラスを複層ガラスに交換。
また、木製の窓枠を水に強い樹脂製の枠に交換しました。


浴室交換時に発生するドアまわりのクロス補修を、キッチンパネル貼りに変更してコストを抑えました。
キッチンパネルは拭き掃除もできて、水廻りの壁にはお勧めです。
使い勝手、断熱性、安全性もぐっと上がり、「いろいろな要望を取り入れて下さり、仕上がりも素晴らしいです。」と、喜んでいただけました。
ユニットバスへの入替、隣接するボイラー室のとの壁の入替、脱衣室の内装改修で、6日ほどの工事となりました。
お住まい中の室内工事でH様には何かとご協力いただきました。あらためて感謝申し上げます。